
どんな文系SEが、楽しいと感じながら、職場で活躍しているの?
今回は、現役エンジニアの私が、このような悩みを抱えている方に向けて、実際の職場の体験談や口コミから、文系SEの現実を解説していきます。楽しいと働いている人の裏腹で、現実のところすぐに退職してしまう人や、鬱になってしまう人がいるのも事実です。文系だけどこれからSEを目指す人は、予め把握しておきたいですよね。
先に結論を言うと、
具体的にどう行動するべきかは、本記事を読めば把握出来るかと思います。是非楽しいと感じる文系SEになることを目指しましょう!
コース | 期間 | 一括払い | 分割払い | 備考 |
---|---|---|---|---|
Webエンジニア フルタイムコース |
受講期間:4ヶ月 就職サポート:10ヶ月 |
647,800円(税込) | 月々32,100円~ ※初回のみ33,877円 |
専門実践給付金利用時 197,800円(税込) |
文系SEやめとけ?現実は楽しいのか、体験談から確認
実際によくある体験談から、楽しい部分と鬱な部分を比較します。
楽しい場面
達成感がある
プログラミングは、難しい壁にぶつかることが多いですが、一度乗り越えると達成感はたまらなくあり、ハマってしまう人もいます。また、壁を乗り越えるたびに自分のスキルのレベルが上がり、今までよりも高い壁を乗り越えられるようになります。
[プログラミングは楽しい]
プログラミングは難しいし、文系だからという理由だけで遠ざけていないだろうか?
確かに難しい部分もあるが、やり切った時の達成感はすごくある。
1度プログラミングに触れてみよう。
— まあくん (@masahi_country) August 22, 2020
日々成長を実感出来る
一つ目にプログラミングは、達成感があるとお伝えしましたが、達成感があるということは、日々の成長を常に感じられることかと思います。仕事にやりがいが欲しいという人は多いので、そういった人にはより一層おすすめの職業かと思います。
文系だけど大学の授業でプログラミングがあって、今HTML/CSS改めてやってるんだけどあんなに難しいと感じてたのに簡単に見える。
成長は実感できるけど、やっぱりまだまだできるようになりたい。頑張ろう😁#駆け出しエンジニアと繋がりたい #プログラミング独学— たま@文系プログラマー大学生 (@tamo38570240) October 14, 2020
物作りが楽しい
プログラミングは何かを開発するための手段です。あなたが普段から利用しているであろう、携帯電話やパソコン、アプリやゲームなども全てプログラミングで作られています。実際に自分が作り方を知っていると、物の見え方も変わり、興味を持てる範囲が広くなるかと思います。
私の場合ですけど、結局自分が楽しいと思える事じゃないと続かないなってなったので、くくりとして物作りであるプログラミングはけっこうワクワクしながらやってます!意欲さえあれば、自分でやりながら理系に説明された内容を文系に理解し直しながら出来るし、なんか良い感じです!(雑)
— 銀縁眼鏡/ginbuchi-megane (@ginbuchimeganet) November 2, 2018
鬱な場面
鬱になった
私の昔の職場でも鬱になった文系の人がいましたが、大体がプログラミングが出来る出来ないではなく、仕事自体が嫌いな人が多かった印象があります。逆に現在の職場ではそのような人はいません。環境に左右される部分もあるのかと思います。
プログラミング関係で調べ物してるとたまに、「未経験文系からITエンジニア目指してます!」みたいな人が何年か前に書いた記事に出会う時があって。
そういう人の現在を知りたくてリンクからSNS覗くと、大抵どこかのSEで社畜してて鬱ツイートばかりしてるから、人生甘くないなと感じる。— 軍曹 gunnsoo (@gnnsoo) June 11, 2018
難しくてついていけない
プログラミングは決して簡単ではありませんが、しっかり学習すれば大抵のことは自分一人で出来るようにはなります。しかし、一度もプログラミングを経験したことがない人は、つまずいてしまうこともあるかと思います。
プログラミング始めたの26歳だし、大学は文系だし、息をするようにプログラミングに没頭できるタイプでもないから、人より多くを、淡々と積み重ねるしかないんだけど、それがいかに難しいか。
— wakasa (@tak_wak_dev) May 9, 2020
楽しいと感じることが出来ない
いくら仕事とはいっても少しもやりがいを感じられないと長続きしないかと思います。それにプログラミングは、初めのうちは分からないことが多いので、ある程度継続して学習をする必要があります。やりたくも無いプログラミングを継続して学習するなんてほとんど不可能かと思います。
正直、プログラミングが楽しくないし好きじゃないって思ってる自分がいます 今年はほとんど基本教養詰めたので楽しかったけど、来年度以降続けられるか不安 そもそもド文系(算数できない系)だし
— てる@TOU (@ttrr_tou) January 10, 2021
SEの離職率から確認する現実は?
ここまで実際の文系SEの体験談をお伝えしましたが、マイナス面も確認できた中で離職率は他業種と比べてどうなのかについて比較して確認したいと思います。下記のグラフは、厚生労働省が調査した、雇用動向調査結果の概況になります。これを確認すると、情報通信業は入職率8.5%に対し、離職率は5.0%となっております。情報通信業は平均的な離職率で、他の職種と比べて突出して高いわけではないことが分かり、SEという職業は実際のイメージとは少し違うのかもしれません。
「文系SEやめとけ」の理由から、やばい末路を辿らない解決策
先ほどお伝えした体験談から、「文系SEやめとけ」と言われている理由が想像出来たかと思います。そこで、それぞれの理由毎にどうすればいいのか、前もって解決策を知っておくことが大切になります。
鬱にならないための解決策
鬱にならない対策として、個人のメンタルの強さは、人それぞれで左右されるので、働く環境を見直すことをおすすめします。IT業界の働き方のスタイルは、以下のポイントを抑えましょう。これだけでも働く環境を選択できれば、比較的あなたに合ったストレスを感じにくい職場になるはずです。私個人のおすすめとしては、残業少なめの自社開発もしくは受託開発で、自由に出社スタイルを選択できる会社をおすすめします。客先常駐は、頻繁に現場が変わることが多く、気疲れしてしまいきついと感じる人が多い印象です。また、残業を少なくできれば空き時間ができ、気持ちのリフレッシュも可能でしょう。
- 残業の有無の確認
- 客先常駐(SES)or受託開発or自社開発
- リモートワークor出社
SEの働き方や業務範囲などについては、下記の記事が参考になります。まだ、SEの仕事ついて理解していない人はチェックしましょう。


難しくてついていけない場合の解決策
プログラミングは、特に最初の方は覚えることが多いため、きついと感じる人が多いかと思います。そのため、出来ればOJTがある会社を選択することをおすすめしますが、OJTがあると言っても実際に入ったら、OJTが少ないことがあるので、あまり当てになるならない可能性があります。そのため、こればかりは自分で学習を継続していく必要があります。会社で質問できる環境が少ない人は、外部の勉強会に参加して知人を増やすか、プログラミングスクールに通うなど工夫して、とにかく質問できる環境を作りましょう。
おすすめのプログラミングスクールについては、下記の記事が参考になります。技術力アップや転職、集中してプログラミング学習ができる環境を作りたい人は、無料相談もあるので一度検討しましょう。


楽しいと感じることが出来ない場合の解決策
まず初めに、いきなりIT業界に入る前に、自分でプログラミングを勉強してみることをおすすめします。そこで、少しでも楽しいと、やりがいを感じられるかを確認して下さい。目安としては10~20時間ぐらいは勉強して判断して下さい。これを確認せずにIT業界に入ってしまうと、仕事が続かずすぐに辞めてしまう可能性が高いです。
プログラミング初心者が、何から始めたら良いのかは、下記の記事が参考になります。未経験の人や比較的プログラミングが苦手な人はチェックしましょう。


「楽しい」と働ける文系SEの特徴〇〇選
ここまで、文系でもSEを楽しい仕事にするためには、環境を変える行動をすることが大切とお伝えしましたが、どのような人が、そのような行動をとっているのか、その特徴を下記に記します。出来るだけ当てはまる特徴が多いほど、SEを楽しい仕事にできるはずですが、今仮に一つも当てはまらなくても、徐々に特徴を近づけていければ問題ありませんので、頭の片隅に記憶しておきましょう。
- プログラミングが好き
- 負けず嫌い
- 素直
- 明確な目標がある
- 必要な学習コストをケチらない
プログラミングが好き
プログラミングが好きな人は、業務に必要な技術や様々なノウハウを次々と取り込んでいきます。プログラミングが趣味の領域に達しており、学習することが苦になっていません。必然的にそういった人は、時間の経過と共に成長していきます。そのため、人間関係等で悩まない限り、鬱になったりする事はほとんどないかと考えられます。
負けず嫌い
負けず嫌いの人は、初めは分からないことが多くても、自分なりに学習を継続していく傾向があります。そのため、徐々にプログラミングに関する知識を身に付けていき、達成感を感じることが増えてくる傾向にあるため、高いモチベーションを維持しています。なので、よっぽど抱え込まない限り鬱になる事は少ないでしょう。
素直
素直な人は、SEに限らず様々な仕事で成長しています。教わった内容を一度受け入れ、その中で自分の分かる形で落とし込んでいます。考えながら仕事をする人は成長が早いです。また、人から気に入られやすくてコミュニケーションも高い人が多いので、そういった意味で楽しいと働けるタイプの特徴かと思います。
明確な目標がある
明確な目標がある人は、その目標に向けて努力することを怠らないので、高いモチベーションでプログラミング学習を継続している傾向にあります。目標は具体的であればあるほどいいと思います。
必要な学習コストをケチらない
プログラミング学習は、学習できる環境があれば問題ありませんが、必要な良い教材を使用したり、プログラミングスクールに通ったりする方が、成長が早くてできることも段々と増えてくるため、モチベーションが高く鬱になりにくいと思います。
「やばい・使えない」と悲惨な末路を辿り、鬱になる文系SEの特徴〇〇選
上記で、「楽しい」と働ける文系SEの特徴をお伝えしましたが、反対に、「やばい・使えない」と悲惨な末路を辿り、鬱になる文系SEの特徴についても解説していきます。下記のような特徴を事前に理解し、避けて行動して対策をすることで、悲惨な末路を辿らずに済むと考えられます。
- プログラミングが楽しく無い
- すぐに言い訳する
- まったく学習しない
- 明確な目標がない
- コードを書かない
プログラミングが楽しく無い
プログラミングが楽しいと感じない人は、プログラミングを仕事にしていることで、毎日ストレスが発生しているはずです。そのため、学習を継続することができず、分からないことも解消できないので、それがさらにストレスと感じて、成長も遅く、鬱になる可能性があります。
すぐに言い訳する
すぐに言い訳をしたり愚痴を吐いたりするような人は、上司が悪いだの、教材が分かりにくいだの、何かと理由をつけて、自分が努力していないことを棚に上げ成長しません。これは、プログラミングに限った話ではありませんが、今自分が置かれている環境が悪いのは、誰のせいでもありません。努力するなど何か工夫をして改善していきましょう。
まったく学習しない
プログラミングは、初めのうちは、難しいと感じる人が多いので、全く勉強しない人には向いていません。そのため、できる仕事も限られどんどんやりがいも少なく感じてしまうこともあります。
明確な目標がない
明確な目標がない人は、学習をしてもどのような学習をすればいいのか分からず非効率で成長が遅いです。また、目標がないとだらだらと学習し、高いモチベーションを維持できなくなってすぐに嫌になってしまいます。
コードを書かない
プログラミングは手を動かして理解しないと、中々上達しません。頭で理解しても、いざという時に中々手が動かず書くことができません。特に初めの時こそ、積極的にコードを書いて理解していきましょう。
【まとめ】文系が、SEを楽しい仕事にするためにやるべきこと
ここまで、「文系SEやめとけ?楽しい?離職率などの現実は?」について解説しましたが、まとめると下記になります。とにかく、あなたが文系でも理系でも自分の可能性を狭めるのは勿体無いのです。まずは、事前にどういう行動をすれば、あなたに合ったSEの環境を現実にできるのかを把握しましょう。闇雲に悩んでいても解決しません。理解したら、一つずつでもいいので、しっかりとあなたが決めた目標に向けて行動しましょう。
- 自分に合った職場や学習環境を選択する
- ある程度自走出来るまで必ずプログラミング学習を継続する
- プログラミングを楽しめるように工夫する
コース | 期間 | 一括払い | 分割払い | 備考 |
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専門技術コース | 受講期間:4ヶ月 | 910,800円(税込) | 月々20,500円~ ※初回のみ23,723円 |
専門実践給付金利用時 350,800円(税込) |
短期集中コース | 受講期間:3ヶ月 | 690,800円(税込) | 月々15,500円~ ※初回のみ20,843円 |
転職保証制度有り |
就業両立コース | 受講期間:6ヶ月 | 889,350円(税込) | 月々37,669円~ ※初回のみ110,000円 |
転職保証制度有り |
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