文系でプログラミングを始めようとしている方であれば、

文系プログラマーやめとけ
というようなことを聞いたことがあるはずです。
結論: プログラミングを楽しめて、勉強する努力ができる人であれば問題ない
しかし、なぜ文系プログラマーがきついという噂が流れているのでしょうか?そこで今回は、文系プログラマーはきついのかについて解説していきます。また、併せてこれからプログラマーになりたい人の心構えも解説します。もし、これからプログラミングを学ぼうか検討しているのであれば、是非参考にすることをおすすめします!
コース | 期間 | 一括払い | 分割払い | 備考 |
---|---|---|---|---|
Webエンジニア フルタイムコース |
受講期間:4ヶ月 就職サポート:10ヶ月 |
647,800円(税込) | 月々32,100円~ ※初回のみ33,877円 |
専門実践給付金利用時 197,800円(税込) |
プログラミングに文系・理系はそこまで関係ない
最初に結論を言ってしまうと、プログラミングに文系・理系はそこまで重要ではありません。文系出身の多くの人がプログラマーになれているのがその証拠です。それに、未経験30代からプログラマーに転職をして、現役でエンジニアをしている人はたくさんいます。いくら文系とは言っても、大学をストレートに卒業していれば、30才になるまで5年以上、つまり理系大学をもう一回通えるぐらいの時間はあるはずです。つまりプログラミングは、学校であまり習う機会のない専門知識が必要になるので、プログラミングを学んだことのない人であれば、文系・理系はそこまで関係ありません。どれだけ早くプログラミングで、たくさんの経験をしたのかが重要になります。一般的に、お医者さんはみんな頭がいいですが、それでもプログラミングを経験していなければ、いくら頭が良くてもプログラミングをすることはできません。それよりも、これからどうやって学習していくかが重要になります。そのため、以降はプログラミング初心者が、何故きついと感じてしまうのかについて解説していきます。
文系プログラマーがきつい理由
勉強がきつい
冒頭でお伝えした通り、プログラミングに文系・理系は関係ありませんが、プログラマーはそれ相応の専門知識が必要なので、プログラミングに関する知識を学習し続ける必要があります。そのため、学習することが苦手な人は、新しく学ぶことも多いため、抵抗が多いかと思われます。その中でも、文系の方がきついと言われている理由としては、多少ではありますが比較的理系の人に比べて、初めの持っている知識が少ない傾向があるため、より一層勉強がきついと思われるのが理由として挙げられます。
理想とかけ離れている
文系からプログラマーを目指す方の多くが、なんだかプログラマーってかっこいいとか、高収入で稼げそうとか考えている方が一定数います。始める動機としては、なんでもいいと思いますが、実際にやってみると意外と難しいと感じることや、稼ぎ始めるまでに多少時間がかかる事を考慮すると、挫折してしまう可能性が高いことは事実です。
劣等感がきつい
精神面の話ですが、実際にプログラミングを使った業務をすると、不明点があった場合、個人差はありますが、自分は文系だから使えないのだと、劣等感を感じてしまう方も一定数います。
高単価に踊らされ、実際はきつい、楽しくない可能性がある
高単価なプログラマーに憧れて、プログラマーを目指し始めた方は多いかと思います。しかし、実際に高単価の案件を獲得できるようになるためには、最低でも数年はかかる人が多いです。そのため、モチベーションが維持できず挫折してしまう方が一定数います。
そういう人は、一度下記の記事を読んでおくことをオススメします。


研修を受けられずに配属されることがある
実際にプログラマーとして、就職できても企業によっては、研修を受けられずに現場に配属される場合もあります。就職し始めた頃の知識では、即戦力になることは難しいため、その状態で現場に配属されると、業務がきついと感じることもあるでしょう。
楽しさや、やりがいを感じられない
個人的にこれが何よりも大切だと思いますが、楽しさや、やりがいを感じられない状態で学習を続けることは、かなり難しいと思います。もちろん仕事なので、全てが楽しいと感じられる人は少ないと思いますが、仕事の中でもこれは楽しいとか、やりがいを感じられることがあれば、学習が捗るかと思います。反対に何をしても楽しくないと、おそらく長続きはしないでしょう。
炎上している案件にアサインされることがある
現場によりますが、プログラマーとして仕事をしていると、かなり忙しい案件に配属されることがあります。その場合、余裕がなくなり、学習を続けることが嫌になってしまうことがあります。
プログラミングを学び続ける必要がある
当たり前の話ですが、エンジニアは専門的なスキルが必要になる職業です。そのため、学習や経験したことでしか力を発揮できません。日々学習できない方は、きついと感じてしまう可能性があります。
割りに合わない収入の場合がある
比較的高単価のイメージがあるプログラマーですが、初めのうちは収入が低いことがあります。こちらは、エンジニアの年代別の平均年収です。特にあなたが優れたプログラマーでないのであれば、大体年収はこのあたりに落ち着くと思います。
コーディングができない
スキルが足りないと、コーディングが上手くできずに、劣等感を感じてしまいます。プログラミングがわからないと感じる人は、下記の記事が参考になるのでオススメです。


業務内容が雑務になる
プログラマーとして就職できたとしても、コーディングがすぐにできる訳ではありません。場合によっては、システムのテスターや設計書の作成などコーディングする機会がない場合があります。
ここまでお伝えした内容以外にも、別記事で文系SEやめとけ?楽しい?離職率などの現実は?という記事もありますので、事前に把握しておきましょう。
これからプログラマーになりたい人の心構え
楽しめ
とにかく楽しまないと始められません。勉強なので、全てを楽しむことは難しいかもしれませんが、部分的に見れば楽しいポイントがあるかもしれません。そういう内容を増やしていくことが、プログラミングを楽しく学習できることに繋がるはずです。
体調に気をつける
プログラミングに限った話ではないかもしれませんが、仕事がきついと感じたなら一度休むことも重要です。体を壊したら何もできません。
一定期間は我慢が必要
プログラミングを業務で使いこなせるようになるためには、ある程度学習時間が必要です。一つ一つできることを増やして、日々学習に励みましょう。
まずプログラミングを体験してみる
プログラミングが楽しいと思えるか、やってみないと分かりません。まずは、簡単なものから手をつけて、少しづつ理解できるかやってみましょう。何日かに分けて10時間ぐらいプログラミングを学習できるのであればあなたはプログラミングを学べる忍耐強さがあるかもしれません。
苦手意識を捨てる
文系出身だから、とか初心者だからできないと思い込むのはやめましょう。あなたの周りで活躍しているプログラマーも初めはできないことだらけでした。
慣れれば意外といける(石の上にも三年)
三年程度プログラマーとして働いていくことができれば、少しはプログラミングのことについて大分理解できるようになる方は一定数います。
自力で解決しようとする
初心者のうちは、分からないことがあった場合は聞いたりしても構いませんが、少しだけでも一度、自力で解決しようとすることをおすすめします。すぐに確認するよりも理解度が深まります。
まとめ
ここまで、文系プログラマーがきつい理由について解説してきましたが、まとめると下記になります。
プログラミングを始めるのに、文系も理系を関係ない
プログラミングを楽しんで継続的に学習できる人が伸びる
体調には気をつける

