プログラミングで稼げるは嘘？1000万以上稼ぐ具体的な方法は？【2022年 最新】

プログラミングを始めようとしている人であれば、

プログラミングで稼ぐのは、簡単だ！
プログラミングを始めたけど、全然稼げない！

というような話を聞いたことがあるはずです。

結論： 「プログラミングで稼げる」は嘘ではありません。(条件あり)

今回は、「プログラミングで稼げる」は嘘なのか、について解説していきます。また、併せて悪い情報に騙されないために知っておくべき事についても解説します。もし、これからプログラミングを学ぼうか検討しているのであれば、是非参考にすることをおすすめします！

プログラミングで稼げるとは嘘ではないが注意が必要

はじめに結論を言ってしまうと、冒頭でお伝えした通り、「プログラミングで稼げる」は嘘ではありません。しかし、いくつか条件があるので、安易な考えで、プログラミングで稼ぐのはおすすめしません。その理由について以下に説明します。

稼げるとはいくらなのか

下記の経済産業省が発表した、IT関連産業の給与等に関する実態調査結果によると、エンジニアの年収は大体400~700万円と分かります。つまりあなたが、よほど優秀なエンジニアでないならば、エンジニアになったとして稼げる金額は現実的にこのあたりです。人によってお金の価値観は違いますが、これで十分食べていけると思う人からすると、エンジニアは稼げる職業ということになりますね。でも、これじゃ足りないし、もっと稼ぎたいと思う人からすると、プログラミングで稼ぐのは、やっぱり幻想なんだと考える人もいるでしょう。実はもう少し年収を上げる方法はあるので、その場合は下記にある方法を選ぶことになるでしょう。

経済産業省 IT関連産業の給与等に関する実態調査結果より

エンジニアが1000万を超える金額を稼ぐためには

具体的に、エンジニアが世間で高給とされる1000万を超える金額を稼ぐ方法について解説していきます。しかし、注意点としてお伝えしておくと、1000万は早々簡単に稼ぐことは出来ません。あくまでもスキルあっての話なので、参考にして下さい。プログラミング初心者は、どんなに少なくとも3年以上はしっかり実務経験を積んでから目指すことをおすすめします。

副業をする

比較的他の職業よりもエンジニアが良いと言われてるところとして、肉体的な体力を使わず、時間や場所にとらわれない働き方ができるという点があります。そのため、通常のサラリーマンよりも、比較的時間に自由がある人も多いと思います。そういった人は、空いた時間を使用して副業をすることで本業と合わせて1000万を達成できることでしょう。ただ1000万稼ぎたいだけなら、誰にでもできる一番現実的な方法かと思います。

大手企業に勤める

数年エンジニアとして働いた経験があって、申し分のないスキルがあるのであれば、大手企業で数年も働けば、1000万を超える企業に勤めることも可能かと思います。特に外資系は高給な企業が多い印象があります。

フリーランスエンジニアになる

フリーランスエンジニアであれば、1000万を超えることは可能です。ただし、こちらは他の方法と違って、エンジニアとしてのスキル以外に営業力や自己管理能力も必要になってくるのでそれなりに向き不向きはあるかと思います。案件の獲得方法としては、クラウドソーシングで探すか、レバテック等のエージェント経由で仕事を紹介してもらう形になるかと思います。もしくは、人脈に自身のあるエンジニアは、Twitter等のSNSで案件獲得をしています。単価交渉をしたい場合は、この方法が効率的かと思います。そして、フリーランスエンジニアは単価が高い案件が多いので、稼働時間を増やせば2000万稼ぐなんて人も中にはいます。

何かサービスを作り企業する

この方法が一番コントロールができず、難しい方法かと思います。しかし、成功した場合には、1000万どころか数億円を稼ぐことも不可能ではありません。そのため、1000~3000万程度では足りないと思う人はこの方法が現実的かも知れません。

ベンチャー企業に勤め、上場に貢献する

こちらの方法は少し特殊ですが、優秀な社長を探し、その下で働きながら上場に貢献する形になります。IT企業には、自社の株を買う権利が得られるストックオプションと呼ばれる制度があるベンチャー企業が結構あります。ただ、上場させるのは中々大変で、あなたの裁量以外にも社長が優秀でないと難しいかも知れません。少ないですが、これをうまく利用することでわらしべ長者になっている人もいます。

いくつか1000万円を超える方法をご紹介しました。まとめると以下になります。

悪い嘘に騙されないために知っておくべき事

ここまで高額を稼ぐための方法をお伝えしましたが、初心者は自分の身を守るためにも悪い嘘に惑わされないようにする必要があります。プログラミング学習について誤解がないように、下記にいくつか例をご紹介します。

学習コストが高い

プログラミングは、PCや学習するために参考書など最低限の必要経費がかかります。
今すぐ稼ぎたいと始めようとしている人にとってはかなりハードルが高いと思います。

数日で習得できるものではない

プログラミングは簡単に習得できるものではありません。高額な単価がそれを裏付ける証拠です。一般的にプログラミングの基礎を習得するのに必要な時間は1000時間と言われています。1000時間というと、1日8時間、週に5日間学習したと仮定すると、半年以上かかる計算になります。いくら時間が取れる方でもそれなりに時間を確保する必要があるでしょう。しかし、反対にしっかり勉強できる人なら確実に習得できるスキルです。

途中で挫折してしまう

多くのプログラミング初心者が、特に独学でプログラミングをしていると、不明点を解消できずに挫折してしまうことが多いです。その場合プログラミングスクールに通うことをおすすめしていますが、もしプログラミングスクールに通うことを考えると、さらに必要経費がかかります。しかし、それでも構わないと、プログラミングスクールに通って学習すれば、比較的習得しやすいかと思います。ただ、プログラミングスクールも怪しげなところがあるのは、事実です。その辺りの情報を下記の記事にまとめております。是非参考にしてみて下さい。

実務経験がない

プログラミングの案件は実務経験が必須になることが多いです。理由は簡単で、案件を依頼する人の立場になればわかりますが、実務経験が保障のようなものになるからです。あまり経験がない人に対して依頼することは、依頼主からしたら心配でなりません。

そもそもweb制作とweb開発は違う

プログラミングですぐに簡単に稼げると言われている多くは、web制作であることが多いです。それを知らずにすぐに大金を稼げるんだと、いざweb開発をして苦労している人は沢山いるので、その辺が曖昧になっている情報には騙されないで下さい。もちろんweb制作もしっかりとした知識がないと稼げるまでにはなりませんが、web開発に比べて稼ぐまでの日数が比較的短いことも事実です。しかし、その分案件の単価が低くなります。また、最近では、ノーコードでweb制作を行えるようになってきているため、案件自体が以前よりも少なくなってきています。これから学習しようと考えている人であれば、どちらがあなたにあっているのか一度検討するべきかと思います。

web制作
→webサイトを作る仕事
例：企業のHPの作成、ブログの作成、商品購入のLP(ランディングページ)の作成

web開発
→アプリケーションの開発が仕事
例：Twitter、LINE、メルカリ、Gmail

もし初心者がプログラミングで稼ぎたいと考えているなら

上記までで、お伝えしたように既にプログラミングを習得している人であれば可能ですが、初心者が稼ぐにはどうしたらいいのでしょうか？
非常に残酷かも知れませんが、初心者で1000万を超えることはかなり難しいです。しかし、もう遅いなんてことはなく、3~5年程度経験ができたのであれば、それも現実的になってくる可能性があります。その為のステップとしていくつかご紹介します。まずはスキルをつけましょう。

web制作なら比較的短い期間で稼ぐ事が可能

それなりに努力が必要ですが、web制作であれば比較的短い時間で稼ぐことは可能ではあります。
しかし、その反面高額の案件を獲得することは難しいです。単発ではなく、長期的にプログラミングで稼いでいきたいと考えている方でしたら、web制作ではなく、web開発の案件を獲得できるようになる事をおすすめします。

学生はプログラミングができるインターンで少し高いバイト代を稼ぐ

あなたが現在学生であるのであれば、インターンを利用して時給1000円を超えることは容易です。それに学習を継続しながら働けるのでおすすめです。もちろん就活でもその経験は活かせるでしょう。

初心者はプログラミングスクールを検討して、エンジニア転職を検討する

独学でも構いませんが、挫折するリスクがあるのと、人に聞ける環境というのがあるのは学習効率が高いです。そのため、早々に稼ごうと考えているのであれば、まずエンジニアとして就職することを目標にしましょう。
多くの独学者は途中で挫折することがあります。そのため、時間やお金に余裕があるならば、プログラミングスクールに通うことをおすすめします。

まとめ

ここまで、プログラミングで稼げるとは嘘なのか？について解説しましたが、まとめると以下になります。

「プログラミングで稼げる」は嘘ではないが、努力は必須
学習コストがかかるので、自分に合った学習方法を検討する
web制作かweb開発どちらが合っているか検討する

プログラミングを習得するには、諦めずに学習を継続することが大切になります。
継続して学習していく中で、モチベーションが下がってしまった場合は、プログラミングスクールに通うなど工夫しましょう。